ミラージュ1600GT 1

ちょっと、昔話もさせてください。
初めてのクルマは、最初期型のミラージュ1600GT5ドアでした。
父の知り合いから、タダで譲ってもらったものでした。
いまだに、5ドアとして、非常に良いスタイルだと思っています。
206に負けてない。
さて、このミラージュ、自分自身初めてのクルマということもあり、いろんな意味で思い入れの深いクルマです。
まず、マニュアルなんですが、これが、「スーパーシフト」という、ちょっと特殊なミッションだったのです。
つまり、4速×2速の8速シフトなのです。
普通のマニュアルシフトの隣に、LとHで前後方向のみに動くサブシフトが生えていて、メインの4速がそれぞれLとHになるのです。
と言っても、そうそう8速を使いきるわけでもなく、普段は1から4速までLで引っ張り、最後にHに放り込む5速で乗っていました。
当時の、たぶん900kgくらいと思われる車重にSOHCながら1600のエンジンですから、トルク的には充分でした。
こういう工夫は、もっと小排気量のクルマでブンブン回す時にはありがたいと思いますが、正直、あまり必要性を感じませんでした。(ま、なくなってしまったということは、メーカーもそれに気づいたんでしょうが)
でも、何か、他の人にはできないことをやっている、8速を操っている、という優越感は感じて、たまには、メインとサブの両方のシフトを片手で同時に扱うなんて技も使っていました。
昔のクルマってのは、何にもついてなくて、その分、自分でいろいろ取り付ける楽しみってモノがありました。
フォグランプ、オーディオ(カーステレオ)、リアのスピーカーなど、ボルトとワットとアンペアの区別もつかない電気オンチなワタシでも、頑張ってなんとか取り付けていました。
ドキドキしながら配線をつないで、スイッチを入れた時に見事音が出た瞬間とか、逆に、「あれ?」とか言いながら、もう一度配線を確認したりして、試行錯誤の末に何とかステレオから曲が流れた時とか、とにかく、大感動でした。
元々、ついてないからつけようという、つけてから使うことが目的だったはずですが、いつの間にか、つけること自体が目的になってしまったような面もあります。

Filed under: 昔話 — カーマくん 7:22 PM  Comments (6)