オースターなど(T11) 2

ところが、これが、コケた。
FF特有のクセが残っていて、FFとしてのアドバンテージが少なかったとかいろいろ言われるようですが、まあ、最大の原因は、値段が高かったんだと思います。
日産も、本気で世界を獲りにいくなら、赤字覚悟で、もっと安い値付けにして、ドーンと広めるべきだったんじゃないかなんて、さして経済に詳しくもないワタシが、結果を見て偉そうに言ってますが、素人にもできそうな判断を、当時の日産は、専門家過ぎてできなかったんじゃないのかな。
トヨタなんて、勝負所と踏んだら、プリウスを、売ってもさして儲からない(下手すると赤字?)値段ででも、普及させるギリギリの値段まで下げて売り出して、「ハイブリッドといったらトヨタのプリウス」というイメージを完全に定着させたわけですし。
日産も、これからは世界中FFの世の中になるって踏んで、FFを世界戦略車に位置づけたわけで、これは、今見ても、ドコも間違っていないのに、高い値段を付けて売り出しちゃった。
これじゃ、FFのメリットとかを充分知らない人たちは、ちょっと手を出さないでしょう。
ところが、日産は、この失敗の原因を、(先進的過ぎた)スタイルのせいだ、と捉えたようで、マイナーチェンジで、カクカクの顔にしてしまいます。
マイナーチェンジとしては、当時でも稀に見る大手術でした。
おかげで、素晴らしかったスタイルはぶち壊しになり、見るも無残なモノへと変貌してしまいました。
その後、日産のデザインは、頑なに時代遅れのカクカクにこだわったりして、妙なスタイルになってしまいます。
T11と同時期にデビューしたサニーも、柔らかなラインの優しいデザインでしたが、次の代以降、カクカクになって、この時には、完全に流行に取り残されたデザインになってしまいます。
スタイルだけでなく、色々な面で日産は消極的になり、そんなこんなで、ズルズルとトヨタに引き離されていったんだと思います。
そんなT11ですが、もともと売れなかったのもあって、最近はさすがにほとんど見ません。
今見たら、そんなにいいスタイルでもないのかなあ。
見てみたいです。

Filed under: いろんなクルマ — カーマくん 7:32 PM
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