vs.プリウス 4

それにしても、プリウス、いろんな意味で裏切られました。
ボロクソ書けません。
これ、相当いいです。
とりあえず、短い試乗の間に見つけられた欠点は、バックミラーを通しての後方視界の見づらさとスタイルくらいです。
ハイブリッドとしての妙な違和感や使いづらさは見当たりません。
普通によくできた、よく走る、そして異常に燃費のいいクルマです。
これはヤバイ。
もう少しスタイルが好みだったら、マジで転びそうです。
ワタシは、ハイブリッドカーって、もっと普通じゃないクルマだと思っていました。
正直言って、いつか化石燃料が尽きて、内燃機関エンジンに乗ることが出来なくなった時に、電気モーターのクルマになるまでのつなぎという偏見も持っていたので、どうも中途半端なイメージもありました。
でも、今のハイブリッドシステムで、石油が10年、20年余分にもつのであれば、これもアリかな、と今は思います。
トヨタは、ものすごいものを作り上げたものです。
そんなわけで、プリウスはスゴイと、素直に認めます。
そして、もっとスゴイのは、ハイブリッドシステムが、プリウスのような専用車だけでなく、普通のクルマに積まれはじめていることです。
これからトヨタは、バンバンとデータを集めて、ハイブリッドシステムというものをどんどん洗練させていくことでしょう。
ホンダや、この方面で出遅れている日産が、どんなふうに追いかけてくるかが楽しみなんですが、不安でもあります。
日本の消費者も日本の自動車メーカーも、「これが流行る」となると、それしか作らなくなっちゃう傾向があります。
ホンダなんか、スポーツカーのイメージが強いのに、今や(今は)、ミニバンメーカーになってしまっています。
プリウスは、驚くほどよくできていて、普通のクルマから何の違和感もなく乗り換えられます。
でも、みんながみんな、ハイブリッドになっちゃうのは、クルマ好きにとっては寂しい。
とにかく、いろんな選択肢が、これまでも、これからも、必要なんです、我々クルマ好きにとっては。

Filed under: 試乗 — カーマくん 3:59 PM  Comments (0)