vs.エリーゼS 2

RとSで迷う人は、まさにここでしょうね。
RのVVTL-iは、この6000回転を超えたところで、もう一段、スイッチが入ったように弾けて8000回転過ぎまで爆発します。
これは、味わっちゃうと病みつきになるんですが、日常使いでは、ほとんど味わう機会がありません。
信号の先頭で止まって、しかも前ががら空きの時とか、高速道路に進入する時とか、それぐらいでしょうか。
山道ドライブに行っても、グネグネのワインディングでは、なかなか高速側のカムをキープなんてできやしません。
しょっちゅうサーキットにでも行っていない限り、実走行の99.9%以上は1ZZに「劣るとも優らない」のが2ZZと言えるかも知れません。
エリSは、STDに乗っていた頃の、日常域でのパンチに近いものがあります。
それでいて、K型よりはよっぽどスムースに回るエンジン。
試せていないので確実なことは言えませんが、これなら、高速巡航もそんなに苦痛ではないんじゃないでしょうか。
ただ、これはSもRもだと思うんですが、排気音は、どちらもたいしたことはありません。
別に悪い音ではありませんが、スポーツカーとしては、ちょっと物足りない感じです。(あ、Rの6000から8000はけっこういい音です)
ミッションは、エリーゼRは6速で、Sは5速ですが、見栄とか抜きに考えて、Sには5速が正しいと思います。
トルクの太いSは確かに5速で充分でしょうし、Rで本腰入れて頑張る人は6速を上手に使って6000回転以上をキープする必要があります。
ハンドリングなどは、ちょっとの試乗では試せませんし、試したとしても、ワタシ程度の腕では、リアが重いだのバランスがどうだの、わからないと思います。
そんなわけで、RとSの違いはやっぱりエンジンに尽きます。
ほんのタマに経験できる6000回転から8000回転の爆発を、100万余分に出しても欲しいと思えばRでしょうし、それより、日常でのパンチの気持ち良さを欲しいと思えばSでしょう。
さあ、エリーゼ購入希望の方で、RかSかで迷っている人、迷って迷って。
ぜひ試乗することをお勧めしますが、試乗コースが短いと、Rのいちばんオイシイ所は味わえないかも知れませんのでご注意を。

Filed under: 試乗 — カーマくん 6:22 PM  Comments (6)