S2000生産中止

ホンダのS2000が、この6月に生産中止になるというニュースが流れました。
デビューしてもう10年経ちますから、そりゃ、お役ごめんになっても仕方ありませんが、このタイミングで言われると、寂しいですね。
S2000のスタイルは、SSMの頃から、もう少しヒョーロンカの先生が叩いてあげればもっとカッコよくなったのでは? という感じがします。
なんか、昔、理科の教科書に載っていた「プラナリア」みたい。
ちょっと鼻が長過ぎで、個人的にはあまり好きになれなかったのですが、デビュー当初の、2000ccのNAで250馬力というスペックは、今では考えられないほどのハイスペックです。
途中で2200ccにして、少し馬力を落とし、トルクを太らせるという変更が入りますが、やはりNAでリッターあたり125馬力というのは、いかなV-TECと言えども無理があったのか、それとも乗り手がなかなか活かしきれなかったのか、メーカーとしては正しい判断だったのでしょうが、ファンは残念がったのでしょう。
車重が1250キロくらいありますから、トルクが細いと、よほど上手な人でないと、なかなか性能を使いきれず、荷が重かったかも知れません。
ホンダ(とマツダ)というメーカーは、技術者のこだわりが、時にユーザーを置き去りにしてしまいがちですが、このエンジンは、ちょっとそんな面が感じられます。
とはいえ、面白そうなエンジンです。
乗ったことがないので、想像するのみですが、もしかしたら、ビートと乗り味が似ているのではないでしょうか。
メチャクチャ面白いけど、実はそれほど速くない。
エンジンがブンブン回るけど、車体がちょっと重い。
でも、とにかく乗ってて楽しい。
そんなクルマが、またひとつ消えてしまいました。
ホンダが、とうとう「ほぼミニバンメーカー」になってしまいました。
合掌。

Filed under: エッセイ — カーマくん 5:58 PM  Comments (3)