vs.マツダロードスターRHT 4

ハンドリングとかは、例の短い試乗コースではどうにもなりませんが、空いた直進路で、オネーサンに謝ってから、わざと蛇行してみました。
そうしたら、おおっ! 軽快、軽快!!
スイッ、スイッとノーズが向きを変えます。
直線で怠けたままハンドルを右左に切っただけなのですが、この鼻の動きは特筆ものです。
こういうスイスイ感はエリより上でした。
よく、ミドシップはノーズが軽いからステアリングを切るとノーズが軽快に動く、というような表現がされますが、ノーズの軽い(=リアの重たい)ミドシップは、ちゃんとフロントに荷重をかけてやらないとそうそうスイスイと軽快に動くワケじゃない(と思うのはワタシが下手っピだから?)ので、スイスイ向きを変えようと思ったら、それなりに真面目に運転してやる必要があります。
FRのロードスターは放っておいてもフロントタイヤにいい感じで荷重がかかっているためでしょうか、怠けたままでも軽快に動いてくれます。
ロータス車がよく「ヒラヒラ感」と形容されますが、ロードスターは、そういうヒラヒラ感をとっても気軽に味わわせてくれます。
運転って気持ち良くて楽しいな、という感動を、すごく分かりやすく伝えてくれるのがロードスターです。
思えば、NA型ロードスターの世界的ヒットがなければ、エリーゼも生まれたかどうか分かりません。
20年前は、まだ日本もバブルで豊かで余裕のあった時代ですが、20年後の今は、2シーターのオープンカーが選ばれづらいご時世です。
でも、こういう楽しさを多くの人が知ってくれるコトで、また、クルマに楽しさを求める人が増えてくれるといいですね。
こんな時代だからこそ、クルマくらい、楽しいものを選んで欲しいものです。
ロードスター、やっぱり楽しかったです。
さすが世界遺産です。
もし、ワタシがもう少し年をとって、エリーゼの乗り降りが大変だと思うようになったら、やっぱりロードスターは、後継候補の最右翼です。

Filed under: 試乗 — カーマくん 6:12 PM  Comments (7)