Jライン

最近のクルマって、サイドウィンドウの後端が上の方が長く、下が短くなっていて、いわゆる「Jライン」になっているものが多いですね。
窓ベースで見ると、真横から見て平行四辺形と言いますか、Cピラーベースで見ると台形といいますか、そんなデザインです。
具体的には、207SWとか、ラクティスとか、ノートとか・・・なんかがそれに当たりますね。
このいわゆる「Jライン」のデザイン、30年以上昔は多かったですね。
初代のフェアレディZや三菱GTOみたいなクーペとしてデザインされたもののイメージを受け継いで、ケンメリのスカイライン2ドアなんかにも使われてました。
で、一時、ほとんど見かけなくなっていた所に、93年、ホンダの二代目トゥデイがまさに「Jライン」という言葉を使ってデビューしました。
が、「Jライン」の評判が悪かったのか、ハッチバックでなくセミノッチバックのトランク方式(オールドミニなんかと同じ)が評判悪かったのか、マイナーチェンジでハッチバックになるのと同時に、「Jライン」は消えてしまいました。
その後、今度は、96年、トヨタの初代イプサム(・・・あれ? イプサムって、今ある?)に採用されました。
なんか消化しきれてないな、と思っていたら、98年、ベンツの初代Aタイプが同じような「Jライン」を採用してきました。
イプサムはそれほど好きでもなかったワタシですが、Aベンツは何となくイプサムのパクリっぽく感じてしまって、例の転倒事故のイメージも合わせてあまり好きになれませんでした。
こうして、ジワジワと広がりを見せてきた「Jライン」デザインですが、ふと気がついたら、今や主流? とも言えるほど流行ってますね。
デザインもかなりこなれてきて、そんなに違和感なく見られるようになってきましたが、また、これもしばらくすると、見かけなくなるのかな。
30年周期くらいで、流行り廃りが繰り返されているのかもしれませんね、クルマのデザインって。

Filed under: エッセイ — カーマくん 7:59 PM  Comments (0)