vs.初代フィット 3

運転席に移って走り出すと、ホンダエンジンの底力を感じます。
ちょっと制御の悪いCVTに足を引っ張られている感じがなくもないですが、86馬力の1.3リットルエンジンは、990キロの車体を軽々と引っ張ります。

 

ルノー屋さんの試乗コースにもなっているちょっとしたワインディングを走ってみましたが、いや、これはワインディングで乗るべきクルマじゃありません。
いやあ、なまじエンジンがいいだけに、こういう道も得意かと思ってしまうんですが、足回りがあまりにもお粗末です。
もう、ドッタンバッタンと落ち着かないったらありゃしない。
タイヤはタイヤでバタバタ跳ね回っているし、思ったほど重くない(車重990キロ)はずの上屋はグラングランとタイヤとは全然別の動きで暴れ回ります。
スポーツモデルはもっといい足回りなのかもしれませんが、このあたり、日本車のいちばんよくないところが出ているんじゃないでしょうか。
多くの輸入車や、よくできた国産車は、ベーシックモデルでも足回りはしっかりしていて、変な不安がないんですが、とにかくフィットじゃ全然飛ばせません。
ただ、普通に街中を流している分には、本当に不満の少ないクルマなんだと思います。
使い道を間違えなければ、非常に満足度の高いクルマだと思います。

 

こうして、「数字は小さいのに見ると大きい」「外寸は小さいのに内寸は大きい」「エンジンは最高なのに足回りはちょっと恐ろしい」、矛盾だらけの初代フィットの試乗は終わりました。

 

売れた理由はよく分かりましたが、売れたという事実が、日本車のデザインをちょっと寂しいものにしてしまった気もして、複雑な気分です。

 

 

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Filed under: 試乗 — カーマくん 8:07 PM  Comments (0)