DNA 2

カーマ子の様子を見ると、目がランランとしています。
そして、小3女子としては大柄ですが、大人と比べれば圧倒的に小さい体を利して、人込みの中をスンスンと進んでいきます。
ワタシにカゴを持たせておいて、ワゴンセールの黒山の人だかりにススッと入り込んでいき、1足50円のくつ下とかを楽々引っつかんで、悠々と戻ってきてカゴに入れ、再び人の山にダイブしていきます。

 

うう、何なんでしょう、このたくましさ。
ワタシなんかは、バーゲンの人ごみには、怖じ気づいちゃうタイプで、あんな人ごみに身を投げるくらいなら、数百円高くてもいいや、って気になっちゃうんですが、ワタシのDNAを引いているはずのカーマ子は、バーゲンでスイッチが入っちゃう人みたいです。
ワタシのDNAなんかよりもよほど根本的な、女としてのDNAが擦り込まれているんでしょうね。

 

そう言えば、戦いに身を投じているのは、女性ばっかりです。
運転手さんとして付き合わされているらしきお父さん達は、みんな隅のベンチ辺りでいじけています。
ワタシはといえば、カゴを持たされた召使いとして、娘に引っ張り回されています。
こうしてみると、本来人間の男のDNAには、争いを好まない、という要素が強く盛り込まれているように思えます。

 

こうして、ヨメさん、カーマ子、姪っ子さんの女戦士が、それぞれカゴをいっぱいにして合流し、無事今年初の戦いが終わったわけであります。

 

後日、会社の女の子に聞いたら、「『バーゲン』という言葉で血が騒がない女子はいない」とのことでした。
カーマ子もやっぱり女子だったんですね。

 

 

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Filed under: エッセイ — カーマくん 6:31 PM  Comments (0)