1989年 4

シティ…不合理ならやっぱり売れない
「シティ」というと、例のトールボーイの初代が思い浮かびますが、86年にモデルチェンジされて、ワイド&ローのフォルムになります。
小さくても背が高ければ、けっこうな室内空間が確保できるという、目からウロコのコンセプトは、今の軽自動車軍団を見れば、いかに正しかったか証明されてますが、最初に見つけたホンダ自身がとっとと寝返っちゃったので、徳さんに限らず、みんなビックリして、中には「裏切られた」というような感想を持った方もいたんでしょう。
CMは確か、ジュリアン・レノンが出ていたと思います。
ワタシ自身は、確かにショックではありましたが、この後期型のライトが薄っぺらいシティは、けっこう好きだったりします。
不振だったホンダを一気に元気づけた初代シティでしたが、二代目の不振で、一気に不振になっていったのは、ちょっと残念です。

 

シビック/CR−X…年月をへて若者のオモチャとなる
衝撃的なスタイルで爆発的にヒットした3代目の「ワンダーシビック」の次で、モデルチェンジして「グランドシビック」になったのが87年です。
キープコンセプトとは言うものの、ずいぶんでっかくなっちゃって、ワンダーシビックのような引き締まった感じがなくなっちゃいました。
CR−Xも、「バラードスポーツ」の冠が取れて独立しましたが、89年にはVTECが搭載され、ワタシの中で、86トレノの後継選びを引っかき回すコトになります。
シティ同様、「背の低いクルマがカッコいい」と思い込んでしまったホンダが、だんだんと低迷していく流れに乗った、ちょっと残念なシリーズです。

 

コンチェルト…このクラスではこれがベストだ
徳さんはメチャ褒めてますが、正直、写真を見なければ思い出せません。
ローバーと共同開発した、当時のホンダとしては、そこそこ背が高い、6ライトの真っ当なセダンです。
88年デビューですが、89年には、ほとんど忘れられた存在になっていたんですね。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: エッセイ — カーマくん 7:45 PM  Comments (0)

1989年 3

パオ/エスカルゴ…この手がどんどん出てくるのか
おお、これ、89年デビューなんですね。
マーチベースの日産の「パイクカー」軍団。
いいじゃないですか、こういうの。
いかにもバブルな感じもしますし、なんか余裕があるじゃないですか。
いろんなクルマが出てこそ、クルマ市場が豊かになるはずです。
この後、バブルがはじけて、実用的なクルマばかりになっていくコトを考えると、多少安直だろうが、カッコだけと言われようが、こういうクルマって貴重な存在だと思います。

 

サニー/ローレルスピリット…丈夫がとりえ、次はどう出るか
「トラッドサニー」のデビューは85年ですが、カックカクの折り紙スタイルで、デビューした時から、スタイルの評判が今ひとつでした。
徳さんによれば、走りはしっかりしていて、決して悪くはなかったようです。
86年にクーペのRZ−1が加わりますが、恥ずかしながら、これ、けっこう好きでした。
なんにしても、この後、モデルチェンジしてしまいますが、だんだんサニーらしさというか、アピールするポイントが薄まっていっちゃう気がします。

 

パルサー/ラングレー/リベルタビラ/エクサ…つまらん兄弟車戦略はやめたほうがいい
いや、言ってるの徳さんですからね。
86年にデビューしますが、言われてみるとリベルタビラって、印象薄いな。
パルサー自体は、けっこう良くできていたと思いますが。
ワタシ、パイクカー肯定派であるだけでなく、兄弟車肯定派です。
いろんなのがあると、豊かでいいと思っています。
エクサは、「パルサー」の冠が取れ、クーペとキャノピーの「可変スタイル」で売ろうとしたら、運輸省の認可が下りなくて取り換え不可のまま売り出された悲劇のクルマです。
でも、欲しかったなあ、これも。
前に書きましたが、エクサのCA16DEエンジンは、ハチロクの4A-GEよりトルクフルで、パワー感のあるなかなかいいエンジンだと思ったんですが、あまり人気ないですね。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: エッセイ — カーマくん 7:15 PM  Comments (0)

1989年 2

カローラ/スプリンター…あと望むのは骨太な理想だ
「ハチロク」で有名な「E8」タイプのカローラから、前年にバトンタッチされ、全部FF化されたカローラ(E9)です。
このシリーズは、やたら高級に見えます。
正直、この次の「E10」型より、高級に見えます。
徳さんはああ言ってますが、ワタシは、この時代のカローラって、けっこう骨太な理想主義だったと思っています。
70点主義とか80点主義とか揶揄されますが、全科目で90点取る超優等生だと思います。
少なくとも、体育と図工だけ100点のエ○ーゼ君より骨太だと思うのはワタシだけでしょうか。

 

スプリンターカリブ…こまかい実用性が煮つめられていない
ああ、ありましたね、カリブ。
小さい四駆って、けっこう貴重です。
なんでも持ってますね、トヨタ。

 

マーチ…「日産の良心」とはいいすぎだ
日産の関係者がこういったそうですが、モデルサイクルが長いことを言っているそうです。
「マッチのマーチ」なんてコピーもありましたが、もう、89年の時点で7年も作られていたそうです。
当時、だいたい4年サイクルでモデルチェンジしていた中で、7年も作るのは、確かに「良心的」と言えると思います。
ただ、スーパーチャージャー+ターボなんてキワモノを出すところは、良心に偏りが感じられますが。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: エッセイ — カーマくん 6:49 PM  Comments (0)

1989年 1

日本の自走車界にとって、まさに「ヴィンテージ・イヤー」と言えるのが、1989年だという話は何度となく書きましたが、ここで一度、1989年にはどんなクルマがあったのか、ちょっと振り返ってみましょう。
今までは、89年デビューのクルマを念頭に置いて書いてきたんですが、実際、どんなクルマがあったのか、89年以前にデビューして現役だったクルマという視点で見てみます。

 

ただ、記憶があいまいな点もありますので、ここは、徳大寺有恒センセーの「間違いだらけのクルマ選び90年版」をもとに見ていきましょう。
(あ、これでまた、他人のフンドシでしばらく相撲が取れます)
掲載順に一つ一つ書いていきます。
最初のコメントだけは、徳大寺センセーのものです。

 
 
スターレット…軽の速いヤツよりはこっちだ
FF化されて、最初は残念がられたモデルですね。
84年から89年までですから最後の年(年末にモデルチェンジ)ですが、途中でターボなんか積んで、「かっとびスターレット」というコピーどおり、軽快に走るクルマでした。

 

ターセル/コルサ/カローラⅡ…地方向けの安直で安い商品
あの、ワタシが言ってるんじゃないですからね(笑)。
さすが徳さん、毒舌です。
ちょっと地方をバカにしてそうで、今なら「炎上」ですね(苦笑)。
普通の2ボックス車ですが、無理やりリトラクタブルにした、その名も「リトラ」なんてグレードもありました。
今だから言えますが、ワタシ、リトラ、けっこう好きでした(笑)。
キャンバストップモデルなんかもあって、流行モノをなんでも取り入れた、ある意味「意欲的」なクルマです。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: エッセイ — カーマくん 7:07 PM  Comments (0)

検索キーワード 123

「ポルテ/山道/実燃費」・・・ポルテと実燃費という組み合わせはわかります。
山道と実燃費というのもわかります。
でも、ポルテと山道が、なんかイメージが合わないですね。
そりゃ、ポルテで山道を走ることもあるでしょうが、まあ、今時のトヨタのコンパクトカーなら、山道での実燃費もそう悪くはないでしょう。
しかし、これ、ネットで調べたら、出てくるのかなあ。

 

「エリーゼ/グッズ」・・・エリーゼのグッズはいろいろあります。
ここでは、3つの考え方が出来ると思います。
まずは、ロータス社とか、JAEとか、パーツのメーカーが、エリーゼのために出しているグッズ。
これは、役立ちますし、他のスーパーカーと比べれば安いんでしょうが、そこそこのお値段です。
そしてもう一つが、エリーゼみたいになんにも付いていないクルマに最低限必要なものを、一般のカー用品店なんかで安く仕入れるというグッズ。
ワタシは、決して裕福ではないので、後者のグッズをよく使っています。
ちょっと取り付けに工夫が必要だったり、ピッタリというワケにいかない場合もありますが、そのあたりを工夫で乗り切るのも、エリーゼ乗りの一つの楽しみです。
3つ目は、ウォッチとか、シャツとか、クルマに乗るのに必ずしも必要じゃないけど、持っていたいグッズ。
これは、いかんせん高い。
こういうヤツをバンバン買えるお金持ちは、フェラーリやポルシェを持ってると思うんですけどね(笑)。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: エッセイ — カーマくん 8:41 PM  Comments (0)

80年代スポーツカー(ギャランVR-4)

カリーナGT-TRで、禁断のDOHC+ターボが出ましたが、その後の「真の全部盛り」が、このギャランVR-4です。

 

 

4バルブDOHCにインタークーラ付きターボ、四駆四独四輪操舵と、まあ、当時考えられる機能がまさに全部盛りでした。

 

ちょっと無理やり5ナンバーに収めた感じは否めませんが、密度感の濃いスタイルです。
なんか、ターミネーターみたい。

 

三菱としては、ランタボを受け継ぐのがこのVR−4というつもりだったんでしょうが、ちょっと会社の都合が強いんじゃないかな。
これがまた、ランエボに戻っていきます。

 

ランエボも、最終的には「ランサー」じゃなくて、ギャランベースになってましたが、もう、血統のぐちゃぐちゃ具合はまるで犬神家の一族。

 

このあたりはもう、スポーツカーというより、マシンというか、ウェポンに近いですね。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: いろんなクルマ — カーマくん 7:29 PM  Comments (0)

80年代スポーツカー(ジェミニZZハンドリングバイロータス)

「街の遊撃手」というコピーとともに、街中で2台並んでパラレルドリフトをしているCMが話題になったジェミニは、85年にデビューし、86年に「イルムシャー」、88年に「ロータス」とコラボしたモデルが出ます。

 

 

あのパラレルドリフトは、2台が連結してあるとか、いや、007のスタントで有名なレミー・ジュリアンのスタントチームがやってるんでホンモノだとか、ずいぶん話題をまきました。

 

3ドアハッチバックと4ドアセダンがありますが、ジウジアーロデザインのプレーンなスタイルです。
特に、4ドアセダンは、トランクが短くて、お洒落な印象です。

 

ハンドリングバイロータスは、当時、ちょっと影の薄かったロータスを、記憶につなぎ止める役割の印象だけなんですが、実際はどんなハンドリングだったんでしょうか。

 

それはともかく、きっとこの縁で、後に出るM100エランのエンジンが、いすゞ製になったんでしょうね。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: いろんなクルマ — カーマくん 8:34 PM  Comments (0)

80年代スポーツカー(カリーナGT-TR)

セダンでありながら、セリカと同じ脚回りを持ち、「足のいいヤツ」なんてコピーで売っていたカリーナですが、この82年に「GT-TR」が出た時は、ちょっと「おおっ!」と思いました。

 

 

日産がターボで攻勢をかけた時に、DOHCを持つトヨタは、毎度のことながら、ちょっと様子見をしていました。
そして、一拍置いて出てきたのが、DOHC+ターボという、当時としては「全部盛り」と思えた3T-GTEUエンジンを積んだ、セリカ/カリーナ/コロナの3兄弟でした。
ま、3T-Gエンジンは、2バルブでしたし、ターボにインタークーラーはついていませんでしたから、必ずしも「全部盛り」だったワケではないんですが、トヨタがターボに手を出したのはやはり衝撃的でした。
今思えば、このクルマがあったから、各社とも「あ、全部盛り、やってもいいんだ」と思うようになったんじゃないでしょうか。

 

個人的には、日本車が「イケイケ」になっていくきっかけがこのクルマだったんじゃないかと思っています。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: いろんなクルマ — カーマくん 7:49 PM  Comments (0)

80年代スポーツカー(ランサーEXターボ)

「ランエボ」ならぬ「ランタボ」は、81年に追加モデルとしてランサーのラインナップに加わりました。

 

 

正直、はじめは全然ピンとこないスタイルに思えたんですが、だんだん良く思えてきた、という話は、もう、ずいぶん前に書きました。
このランサーEXについては、その時に相当書いたので、詳しくはそちら08年5月1日)もご覧ください。
これとブルーバードを並べると、一口に「ボクシーなセダン」と言っても、いろんなアプローチがあるコトがわかります。
そして、どちらも、すごくいいスタイル。
最近、スタイルで感動できるセダンって、あんまり見ない気がします。

 

さて、そのランサーですが、この前のモデルから「ラリー」のイメージを活かして、スポーティーなクルマ作りをしていたワケですが、88年にミラージュの姉妹車のFFで、しかも5ドアハッチバックのみになる、という、なんか不思議なモデルチェンジをします。

 

三菱って、どうも、テキトーな都合だけでクルマを作っている気が時々します。
なんとなく、財閥系だから、クルマは片手間でもいいや、なんて、トップが思ってるんじゃないかと思うと、ちょっと残念です。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: いろんなクルマ — カーマくん 8:28 PM  Comments (0)

80年代スポーツカー(ブルーバード)

ライトウェイトスポーツカーが一段落して、ページはセダンに突入します。
その最初は、いわゆる「910」のブルーバード。

 

 

80年に、ターボを引っさげて登場した、良くまとまったボクシーなスタイルのセダンです。
日本で初めてターボが搭載されたのが、セドリック/グロリアでしたが、二番目がこのブルーバードです。
もともと、小さい排気量で大きな排気量並みのパワーが出せて、省燃費につながるという理由で、運輸省がターボを認めたワケですが、この後しばらくはもっぱらパワー競争に利用され、最近になってようやく、ダウンサイジングターボに戻ってきた感じですね。
ま、そんな「大人の事情」はともかく、スーパーカー世代のワタシたちには、ターボと言ったらポルシェターボ。
その「ターボ」を積んでるんだから、ずいぶん高性能なクルマなんだろうという印象でした。

 

実際、スタイルも良くて、いい走りで、大ヒットしました。
今でも、いい個体があれば、ちょっと欲しいくらいです。

 

そうそう、ブルーバードと言えば、「SSS=スーパー・スポーツ・セダン」という、「GT」とはまた違った、カッコいいグレードを持っていました。
セダンなのに、スポーツで、しかもスーパー。
ハッキリとこういうコンセプトのクルマ、また出ないかな。

 

 

「ブログ村」というトコロのランキングに参加してみました。気が向いたら、ポチッとしてやってください。
にほんブログ村 車ブログ スポーツカーへ
にほんブログ村

Filed under: いろんなクルマ — カーマくん 8:14 PM  Comments (0)