1989年 23

シーマ…ポルシェを食ってしまう暴力的な加速
いわゆる「シーマ現象」なんていう社会現象まで起こして、絶対王者であるクラウンを脅かしたのが、初代のシーマです。
3ナンバー専用のボディを持ち、明らかにセドリックより上(=クラウンより上)という立ち位置を与えられ、暴力的な加速をするターボを搭載した、「分かりやすい」クルマだったところが、同じ日産の3ナンバーのマキシマとは違うところです。
バブル全盛の日本は、まだクルマ文化が成熟してはいなかったので、その分「分かりやすい」という条件は重要だったんでしょう。
もっとも、クルマ文化が成熟しても「分かりやすい」魅力は大事ですけどね。

 

インフィニティ…高級車を超えようとしつつやや中途半端に終わる
トヨタのセルシオの対抗馬として日産が総力を挙げて(?)作り上げたインフィニティQ45ですが、残念ながら、セルシオに完敗してしまいます。
もちろん、セルシオというライバルが強すぎたのが原因でしょうが、ワタシはインフィニティの悲劇は、実は、身内のシーマにも責任があるンじゃないかと思っています。
セルシオは、クラウンの斜め上という立ち位置をもらって、どちらもwin-winな関係だったワケですが、セドリックの斜め上にシーマ、そのまた斜め上にインフィニティという妙な関係が紛らわしかったんじゃないでしょうか。
しかも、一周回ってベンツ顔になったセルシオもどうかと思いますが、ハナからフロントグリルを諦めたインフィニティQ45は、なんだかその時点で勝負を投げているように思えました。
シーマで思い切ったことをやっちゃった分、インフィニティの印象が薄かったのもあります。
クラウンワイドボディ、シーマ、セルシオ、インフィニティへと流れる高級車争いの流れが、どうもうまくいかなかったのがインフィニティの不運でしょうか。

 

 

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Filed under: いろんなクルマ — カーマくん 7:19 PM
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